22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円01銭から111円14銭まで下落した。米国の10月耐久財受注速報値が予想外のマイナス成長となったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)(11月開催分)議事録が低インフレに懸念を表明するハト派な内容となったため、米債利回り低下に伴いドル売りが加速。

ユーロ・ドルは、1.1742ドルから1.1827ドルまで上昇した。ユーロ圏の11月消費者信頼感指数がほぼ17年ぶりのプラスに改善したためユーロ買いに拍車がかかった。

ユーロ・円は、131円77銭から131円44銭まで下落。株安に連れ、リスク買いの円買いが再燃した。

ポンド・ドルは、1.3228 ドルから1.3324ドルまで上昇。英国が経済成長見通しを下方修正したことを受けていったんポンド売りが優勢となったのち、ショートカバーが加速。

ドル・スイスは、0.9883フランから0.9813フランまで下落した。

   [経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:23.9万件(予想:24.0万件、前回:25.2万件←24.9万件)・米・失業保険継続受給者数:190.4万人(予想:188.0万人、前回:186.8万人←186.0万人)・米・10月耐久財受注速報値:前月比-1.2%(予想:+0.3%、9月:+2.2%←+2.0%)・米・10月耐久財受注(輸送用機除く):前月比+0.4%(予想:+0.5%、9月:+1.1%←+0.7%)・米・10月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防):前月比+0.4%(予想:+0.3%、9月:+1.2%←+0.9%)・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:98.5 (予想:98.1、速報値:97.8)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 11月22日のNY為替・原油概況