5日続落。売り先行で始まり、その後は22500円を回復する場面をみせていたが、5日線接近では強弱感が対立しやすく、昨日同様、引け前30分辺りから先物主導で下げに転じている。意外感はなく、想定内の調整といったところであるが、下降する5日線が上値の重しとなるほか、ボリンジャーバンドでは+1σを下回っての推移に。目先的には中心値(25日)辺りまでの調整は意識しておく必要があろう。一目均衡表では転換線が抵抗となる一方で、基準線が下値支持線として意識されそうだ。MACDは明確にシグナルを下回っており、陰転シグナルが発生している。ストキャスは9月水準まで低下してきており、過熱感は後退した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル: MACDは陰転シグナルを発生、ストキャス低下で過熱感は後退