13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円25銭から113円67銭まで上昇し、113円63銭で引けた。米国株式相場の反転や米長期債利回りが上昇に転じたことを意識してリスク回避のドル売り・円買いは後退した。

ユーロ・ドルは、1.1654ドルから1.1675ドルまで上昇し、1.1666ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みのユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、132円04銭から132円63銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.3076ドルから1.3135ドルまで上昇した。英与党・保守党の議員がメイ首相の退陣を要求したことを受けてポンドの上値はやや抑制された。ドル・スイスは、0.9938フランから0.9977フランまで上昇した。リスク回避的なフラン買いはやや一服した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米長期金利上昇などを意識してドルは下げ渋る