7日午前の東京市場でドル・円は113円70銭台で推移。日経平均は反転しており、株価動向を意識してドルは113円台後半で下げ渋る状態が続いている。トランプ大統領は6日に行なわれた安倍首相との共同記者会見で対日貿易赤字に言及し、「慢性的な不均衡を是正していかなければならない。日本に対する貿易赤字を減らしていかなければならない」と述べており、リスク回避目的の円買いが入りやすい地合いとの見方が出ている。ただし、日経平均株価が底堅く推移した場合は、113円台後半で小動きとなる可能性もある。ここまでのドル・円は113円70銭から113円82銭で推移。

・ユーロ・円は、132円00銭から132円16銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1609ドルから1.1615ドルで推移

■今後のポイント
・113円近辺で個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=113円-115円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株価反転でドル下げ渋りも