S&P500先物 2566.25(+2.75) (19:50現在)
ナスダック100先物 6072.50(+7.75) (19:50現在)

19:50時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは50ドル高程度で推移。欧州市場は高安まちまちの展開。原油先物相場は小幅に上昇して推移。これらの流れを受けて、米株式市場はやや買い優勢の展開から始まろう。

23日の米株式市場は下落。米主要決算や税制改革への期待感から買いが先行。しかし、前週に主要株価がともに最高値を更新したことによる高値警戒感も重なり、利益確定の動きから引けにかけて下落に転じた。

次期連邦準備制度理事会(FRB)議長人事や税制改革の進展待ちの姿勢が広がる中、日本株式市場の上昇がセンチメントを明るくさせよう。週後半に欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えて、「引き締めが程遠い日本というのが意識されやすい」状況である。その日本市場は日経平均が16連騰となるなか、米株式市場への支援材料になりそうだ。その他、経済指標では、製造業PMI、サービス業PMI、総合PMIが予定されている。コンセンサスを上回るとの予想もあり、材料視されよう。また、決算発表が本格化するなか、本日はUTX、ロッキード、GM、3M、キャタピラー、マクドナルド、TI、AT&T、AMDが予定されている。キャタピラーやAMD辺りの決算が注目されるとともに、市場全体への影響も大きいだろう。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:日経平均16連騰が支援材料に