23日のロンドン外為市場では、ドル・円は113円70銭から113円97銭までじり高に推移した。米国10年債利回りが2.37%台から2.39%台まで上昇し、全体的にドル買いが優勢になった。アベノミクス加速・日銀の異次元金融緩和継続の思惑から円売りも強まった。

 ユーロ・ドルは1.1758ドルから1.1735ドルまでじり安に推移。イタリア北部2州での自治権拡大に関する住民投票で、賛成派が圧勝したことが重しになった。ユーロ・円は133円61銭から133円80銭で推移した。

 ポンド・ドルは1.3193ドルから1.3158ドルまで下落。英産業連盟の10月製造業受注指数が予想外に落ち込み、ポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.9852フランから0.9881フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は113円70銭から113円97銭で推移