S&P500先物 2573.75(-0.25) (18:20現在)
ナスダック100先物 6113.50(+2.50) (18:20現在)

18:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは13ドル高程度で推移。欧州市場は全般買い優勢の展開に。原油先物相場は小幅に上昇して推移。これらの流れを受けて、米株式市場はやや買い優勢の展開から始まろう。

20日の米株式市場は上昇。米上院で18年度予算案が可決され、税制改革への実現期待が強まり、買いが先行。7-9月期の堅調な企業決算を受けて投資家心理が改善したほか、長期金利の上昇も好感された。

好調な企業業績や税制改革への期待が強まり、米国株は上昇基調にある。北朝鮮情勢も不透明感は残るものの、軍事衝突のリスクは和らぎつつある。今週は、スペインのカタルーニャ州独立を巡る情勢や次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長の行方に注目が集まるだろう。FRB議長候補は5名となりタカ派・ハト派が入り混じっており、将来の金利動向を見極めるために注目が集まっている。一方で、タカ派の議長が選出された場合でも、株式相場の上昇を反落させるほどの影響はないだろう。もっとも、過熱感等も意識されているなか、主要企業の7-9月期決算がヤマ場を迎える。決算内容に振らされやすい相場展開になりやすい。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:決算内容に振らされやすい相場展開に