14営業日続伸。1960年12月21日から1961年1月11日にかけての最長記録となる14連騰に並んだ。利食い先行で始まったが、引き続き上昇する5日線を支持線とした強いトレンドが継続している。日中はこう着感の強い相場展開が続いており、前日終値を挟んでの推移となったが、売り先行で始まったこともあり、陽線形成に。ボリンジャーバンドでは、+1σと+2σとのレンジで推移するなか、引き続き+2σの切り上がりに沿った形での上昇が続いている。+2σを大きく上放れる流れにもならず、じり高基調が続くことでシグナルとしては過熱感が高まる状況にはない。ただ、じり高基調のため、パラボリックのSAR値は実線に張り付く格好で上昇している。そのため、SAR値は21235円辺りに位置しており、これにタッチする形で、あっさり陰転シグナル発生する可能性は意識しておく必要がありそう。週間形状のボリンジャーバンドでは+3σまで上昇しており、強いトレンドではあるが、いったんは日柄調整が欲しいところであろう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:日経平均、週明け15連騰後は調整を意識か