20日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。米上院が予算決議案を可決したことで米金利・株式先物が上昇し、ドルは113円台を回復した。ドル・円は112円半ばで寄り付き、その後は株価にらみの展開となっていた。その後、米上院が予算決議案を可決したことで米10年債利回りや米株式先物が上昇し、ドルは一時113円31銭まで値を切り上げた。

ドルの上昇は一服したが、米金利の先高観からドルの上昇余地はありそうだ。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏推移が続いており、目先の日本株高継続をにらんだリスク選好的な円売りも見込まれる。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円52銭から113円31銭、ユーロ・円は133円30銭から133円85銭、ユーロ・ドルは1.1807ドルから1.1853ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、米予算決議案の上院可決で