20日午前の東京市場でドル・円は113円11銭まで上昇。米上院で予算決議案が可決さえたことがドル上昇の要因とみられる。このほか、トランプ米大統領は次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長指名について、決断を下していないとの見方が出ていることもドル買い材料になっているようだ。一部でパウエルFRB理事が指名されるとの観測が浮上しているが、そのようなことは決まっていないとの情報が伝わっている。ここまでのドル・円は112円52銭から113円11銭で推移。

・ユーロ・円は、133円30銭から133円51銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1829ドルから1.1858ドルで推移

■今後のポイント
・112円近辺には顧客筋、個人勢のドル買い興味残る
・1ドル=113円-115円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値51.42ドル 安値51.33ドル 直近値51.37ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は113円台に上昇、米上院で予算決議案可決