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マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏の率いる慈善基金団体、ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、リップル社が開発した技術を利用したオープンソース・ソフトウェアであるMojaloopをリリースした。これは発展途上国における銀行口座を持たない層に対して、デジタルファイナンスにアクセスするための決済プラットフォームを無料で構築できることを目的として作成されたもので、リップルの技術が使用されている。
ゲイツ財団では2015年より、金融システムから遮断された地域への橋渡しという課題に重点を置いてきている。このプロジェクトではさらに、エリクソンや華為技術などの通信機器メーカー4社がオープンAPIを開発しているようだ。また、Mojaloopの開発にはリップルの他にも複数のフィンテック企業が関連している。
リップルは10月初旬に、メキシコの金融機関Cuallixにおいて米ドルとメキシコペソを使った実送金に成功している。また、10月17日午前1時半(日本時間)より、SWELLというリップル主催のカンファレンスが開催されており、現在注目を集めている。会期は3日間で、前FRB議長のバーナンキ氏が登壇する他、日本の東京三菱UFJ銀行やSBI Remitからも登壇者が出る。
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