10営業日続伸で連日の年初来高値を更新。2015年5月15日から6月1日の12連騰に次ぐ10連騰となった。引き続き上昇する5日線を支持線とした強いトレンドが継続しているが、5日線から上放れる格好に。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジで推移するなか、+1σから上放れ、+2σに到達してきており、終値では+2σを下回っているが、やや過熱感が意識されてくる。MACDは5月の戻り高値水準を突破し、325を超えてきている。過熱感が意識されそうだが、昨年12月には470辺りまで切り上がっていたこともあり、同水準辺りまでは試す可能性がありそうだ。週間形状でのボリンジャーバンドは先週の上昇で+2σを突破し、本日はこれを上放れてきており、強気形状ではあるが、過熱感は冷ましておきたいところ。良好な需給状況のなか、値幅調整というよりも、日柄調整を意識しておきたい。



<CS>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:値幅調整よりも日柄調整を意識