ドル・円は欧州市場で本日の安値を下抜け、一時112円35銭まで弱含んだ。米10年債利回りがの2.36%台から2.34%台まで低下し、ドル売り優勢となった。ただ、米株式先物はプラス圏推移が続いているが、欧州株は大方下落している。

 なお、17時半に発表された英国の8月鉱工業生産の前月分上方修正や8月製造業生産の予想上振れが好感され、ポンド・ドルは一時1.3198ドルまで上昇した。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円35銭から112円56銭。ユーロ・円は132円34銭から132円47銭、ユーロ・ドルは1.1766ドルから1.1786ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は弱含み、米長期金利が低下