小幅に続伸。連日での年初来高値更新となったが、前日終値を挟んでのこう着だった。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移が継続。+2σは20830円辺りまで切り上がってきており、過熱感はない。一方でMACDでは227まで上昇してきており、陽転シグナルが継続するものの、やや過熱感は警戒されてきそうである。長期トレンドでは上昇する12ヶ月線が支持線として機能しており、15年8月高値が射程に入っている。15年時には3ヶ月間程度上値を抑えられていたこともあり、強弱感が対立しやすいだろ。まずはこの抵抗突破でダブルトップを拒否してくるかを見極めるところになりそうだ。なお、月足ベースの一目均衡表では転換線を支持線として雲を上放れており、遅行スパンは15年高値を通過して上方シグナルを発生させている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:過熱警戒しつつ15年高値とのダブルトップ突破を見極め