反発。5日線を上回って始まり、その後は日中値幅が50円程度の狭いレンジ取引が続いた。ボリンジャーバンドでは、引き続き上昇する+1σに沿った形での値動きであり、+1σと+2σとのレンジ内での推移。バンドが切り上がっていることもあり、これに沿った下値切り上げのトレンドを形成したい。一目均衡表では支持線として意識されている転換線にタッチしていたが、転換線の切り上がりに沿ったリバウンドをみせている。パラボリックのSAR値は20207円辺りまで切り上がってきている。現在のもち合いレンジの下限を試す流れとなる場面では、陰転シグナルを発生させてくる可能性がある。MACDは198まで上昇してきており、そろそろピーク感が意識されてくるところ。週間形状のボリンジャーバンドでも+1σを支持線としているが、+2σが下向きに推移してきており、上値の重さが意識されそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:+1σに沿った下値切り上げのトレンドはキープ