【小幅高となる】20280-20430円のレンジを想定=村瀬 智一

 29日のNY市場は上昇。税制改革案の恩恵を受けるハイテク株が選好される一方で、同法案の成立に懐疑的な見方や赤字拡大を懸念する向きから積極的な買いが入りにくく、上値の重い展開となった。ダウ平均は23.89ドル高の22405.09、ナスダックは42.51ポイント高の6495.96。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の20350円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、5日線を挟んでのこう着感の強い相場展開になりそうである。一目均衡表では転換線が支持線として意識されるほか、ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移をみせており、+1σが支持線として意識されている。ただ、いずれも切り上がりをみせているため、これに沿ったリバウンドはみせたいところである。20280-20430円のレンジを想定。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の日経平均はこうなる~20280-20430円のレンジを想定