- 週間ランキング
ナスダック100先物 5945.25(+6.75) (19:50現在)
19:50時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物はまちまちで推移している。また、NYダウは前日比変わらずで推移。欧州市場は小幅であるが全般上昇している。原油先物相場は小幅に上昇して推移。これらの流れを受けて、米株式市場はやや買い先行の展開から始まろう。28日の米株式市場は上昇するも、税制改革案を受けた株価上昇が一服し、様子見ムードの展開となった。
29日についても、買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。大幅な税制改革への期待が高まるなか、効果的な税制改革は起きないとの見方を示すエコノミストも現れており、強弱感が対立しやすい。また、今週は小康状態をみせていた北朝鮮情勢だが、北朝鮮が国内にある工場で長距離弾道ミサイル用の燃料を独自に製造している可能性があると報じられている。さらに、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)関連で北朝鮮軍の兆候がとらえられたとの報道もあり、朝鮮労働党の創立記念日を10月10日控え、北朝鮮情勢の緊張等も引き続き上値の重しになりそうだ。また、来週には雇用統計などの重要な指標の発表を控えており、利益確定に向かいやすいだろう。
<KK>