反発。マドを空けての上昇から5日線を上回って始まっている。その後5日線を下回る場面もみられたが、下ひげを残す格好で5日線を上回って取引を終えた。ただし、6営業日連続で陰線を形成しており、戻り待ちの売り圧力が意識されやすいところである。ボリンジャーバンドでは上昇する+1σに沿った形で推移しており、+1σと+2σとのレンジ内での推移。パラボリックのSAR値は20110円まで切り上がっているが、支持線として意識されやすい。週間形状のパラボリックについても、+1σと+2σとのレンジ内で推移している。価格帯別出来高で商いが積み上がっている20000-20200円を上回っての推移が続く中、下値を固めつつ、15年6月高値(20868円)突破を意識したトレンド形成を意識しておきたいところではある。ただし、MACDは193まで上昇してきている。シグナルとの乖離も開いて推移しており、陽転シグナルが継続しているが、200を超えてくるようだと、いったんはピーク感が意識されてくる可能性がある。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:MACDはそろそろピーク感が意識されてくる