27日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。米年内追加利上げ観測が広がり、ドル買い基調が続いた。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が、前日の講演で金融引き締めにやや前向きな見解を示したことから、ドル・円はNY市場に続きアジア市場でもドル買い基調が継続。午前中は112円前半から半ばの水準で推移した。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏推移が続いており、北朝鮮問題を背景としたリスク回避的なドル売り・円買いは後退したようだ。ただ、米10年債利回りが2.244%まで上昇後は伸び悩んでおり、ドルの上昇ペースは鈍いだろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円22銭から112円51銭、ユーロ・円は132円32銭から132円54銭、ユーロ・ドルは1.1777ドルから1.1794ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、米年内追加利上げ観測で