本日のマザーズ先物は、外部環境好転で底堅い展開となりそうだ。前日の米国市場で主要ハイテク株に買い戻しの動きがあったほか、取引時間外に米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが発表した6-8月期決算が市場予想を上振れたことなどがマザーズ先物の支援材料となりそうだ。また、寄付きから配当権利落ちに伴う信託経由の買いがTOPIX先物に3500億円(試算)程度流入するとの市場観測もあり、需給面の思惑が下支えする展開が想定される。一方で、足元のマザーズ先物の売買高は減少傾向にあることは視野に入れておく必要がありそうだ。依然として北朝鮮を巡る地政学リスクが市場で警戒されるなかで、リテールフローの資金流出が強まると、マザーズ先物の値動きが荒くなる可能性もある。本日の上値メドは1060pt、下値メドは1030ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:外部環境好転で底堅い展開か