ドル・円は111円70銭付近に値を戻す値動きだが、本日の東京高値111円80銭までは届かず、戻りは鈍いようだ。欧州勢は利益確定のドル買いを先行させたとみられ、買い一巡後の動向が注目される。ユーロ・ドルは1.18ドル台前前半で小動きになっている。

 なお、17時半に発表された英国の8月住宅ローン許可件数は予想を上回ったことが好感され、ポンドを小幅に押し上げた。ただ、ドル・円への影響は限定的だった。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円67銭から111円76銭。ユーロ・円は131円89銭から132円05銭、ユーロ・ドルは1.1810ドルから1.1819ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、利食いの買い一巡後の動向に注目