26日のマザーズ先物は、反落となった。前日比12pt安の1037pt(下落率1.14%)で取引を終えた。なお、高値は1048pt、安値は1037ptであった。北朝鮮外相がトランプ米大統領の発言について「明確な宣戦布告」などと批判したことが伝わり、地政学リスクへの警戒感が広がり、利益確定売りの動きが強まった。出来高は477枚と薄商いとなり、リテールフローによる資金の流れにマザーズ先物が振らされやすくなる傾向がみられた。一方で、政策期待に加え、明日以降の配当権利落ちに伴った信託経由のTOPIX先物買いの流入観測もあり、需給面からの物色波及による思惑がマザーズ先物を下支えした。個別では、マザーズ時価総額上位のそーせい<4565>やミクシィ<2121>が下落した。一方で、10月2日よりHAL腰タイプ自立支援用の販売を開始すると発表したサイバーダイン<7779>は続伸となった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、需給面の思惑が下支え