本日のマザーズ先物は、利食い売りの動きがみられそうだ。米トランプ大統領の発言から北朝鮮情勢を巡る地政学リスクが再燃したことにより、前日に米国で成長性の高いとされるハイテク株が売られた。これが、本日マザーズ先物による積極的な売買を手掛け辛くさせることが想定される。直近の大幅上昇を受けて、いったん利食い売りの動きが強まりそうだ。ただし、本日は配当権利取り最終売買日のため、明日以降に権利落ちに伴った信託経由のTOPIX先物買いが流入する観測もある。これを受け、225先物及びTOPIX先物など主力処が引けにかけて切り返す可能性もあり、需給面の思惑からマザーズ先物は下値の堅さが意識されやすいだろう。本日の上値メドは1050pt、下値メドは1030ptとする。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:利食い売りの動きは限定的か