【小幅安となる】20250-20400円のレンジを想定=村瀬 智一

 25日のNY市場は下落。トランプ大統領の発言を北朝鮮外相が宣戦布告と受け止めたことが報じられ、地政学リスクへの警戒感が高まった。ダウ平均は53.50ドル安の22296.09、ナスダックは56.33ポイント安の6370.59。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の20180円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売りが先行しよう。その後は5日線を挟んでのこう着といったところ。ボリンジャーバンドでは+2σの水準での推移であり、やや過熱感が警戒されていたこともあり、結果的には過熱を冷ます格好になりそうだ。MACDは陽転シグナルが継続しており、176まで切り上がってきている。陽転シグナルを継続させているが200を超えてきた辺りから、ややピーク感を警戒する必要がありそう。利食い優勢も価格帯別出来高で商いが積み上がっている20000-20200円処を支持線に下値を固めよう。20250-20400円のレンジを想定。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の日経平均はこうなる~20200-20400円のレンジを想定