25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円33銭から111円48 銭まで下落した。北朝鮮の外相が「米国のトランプ大統領の発言、明確な宣戦布告だ」との発言を受けて、米朝関係悪化への警戒感からリスク回避のドル売り・円買いが加速した。

ユーロ・ドルは、1.1890ドルから1.1832ドルまで下落した。メルケル独政権の連立交渉が難航するとの懸念やドイツ企業景況感の悪化を嫌気したユーロ売りが継続。

ユーロ・円は、133円46銭から131円92銭まで下落。リスク回避の円買いが強まった。

ポンド・ドルは、1.3530ドルから1.3431ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9746フランから0.9643フランへ下落した。安全通貨としてのフラン買いに拍車がかかった。

[経済指標]・米・8月シカゴ連銀全米活動指数:-0.31(予想:-0.25、7月:+0.03←-0.01)・米・9月ダラス連銀製造業活動指数:21.3(予想:11.5、8月:17.0)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 9月25日のNY為替概況