反発。20400円を挟んでのこう着となったが、5日線を上回っての底堅い展開。ただし、連日の陰線形成となり、上値は追いづらい状況だった。ボリンジャーバンドではバンドが拡大するなか、+2σを挟んでの推移。MACDは陽転シグナルが継続しており、176まで切り上がってきている。陽転シグナルを継続させているが200を超えてきた辺りから、ややピーク感を警戒する必要がありそう。週間形状ではもち合いを上放れ、一目均衡表でも遅行スパンが実線を大きく上放れてきている。実線が下降する局面であり、しばらくは上方シグナルが継続しよう。価格帯別出来高で商いが積み上がっている20000-20200円処を支持線に下値を固めつつ、15年6月高値(20868円)突破を意識したトレンド形成が期待されてくる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:連日の陰線形成で上値は追いづらい状況