5営業日ぶりに反落。20400円を回復して始まったが、地政学リスクが警戒されるなか、その後は利食い優勢の展開。ただし、下値は5日線が支持線として意識されており、下値の堅さは意識されている。ボリンジャーバンドでは終値で+2σまで下げており、過熱感は和らいできている。MACDはシグナルとの乖離が拡大しながら上昇しており170を超えてきているが、4月半ばから5月半ばにかけての上昇場面では、MACDは280辺りまで上昇していたこともあり、ピーク感はない。週間形状では13週線を突破してきており、一目均衡表でも遅行スパンが実線を大きく上放れてきている。実線が下降する局面であり、しばらくは上方シグナルが継続しよう。価格帯別出来高で商いが積み上がっている20000-20200円処を支持線に、15年6月高値(20868円)突破を意識したトレンド形成が期待されてくる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:過熱感はやや和らぐ