21日のマザーズ先物は、反発となった。前日比11pt高の1053pt(上昇率1.05%)で取引を終えた。なお、高値は1058pt、安値は1044pt、出来高は1374枚だった。FOMC通過後の円安進行などの良好な外部環境から、マザーズ先物は総じて底堅い展開となった。こう着相場における投資家の中小型株物色意欲は依然として根強く、後場に225先物など主力処が伸び悩むなかで、マザーズ先物は買い優勢になり引けにかけて一段高を演じた。一方で、25日線水準になると、個人投資家中心に買いポジション解消の動きが優勢となる場面もみられはじめてきており、明日以降資金の逃げ足の速さには警戒しておいた方が良いだろう。個別では、マザーズ時価総額上位のそーせい<4565>が5%近い上昇をみせ、投資心理を好転させる一因となった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反発、引けにかけて一段高に