19日のロンドン外為市場では、ドル・円は111円74銭から111円46銭まで下落した。欧州株は小幅高安まちまち、米国10年債利回りは前日比ほぼ横ばい推移となるなか、ユーロ・円の売りに連れ気味になった。

 ユーロ・ドルは1.2004ドルから1.1955ドルまで下落し、ユーロ・円は134円11銭から133円38銭まで下落した。独・9月ZEW景気期待指数は上振れだったものの、ユーロ・円で利益確定とみられる売りが優勢になった。

 ポンド・ドルは1.3533ドルから1.3469ドルまで下落。カーニー英中銀総裁が前日、「利上げは限定的で緩やか」と述べたことを受けて、持ち高調整のポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.9598フランから0.9649フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は111円74銭から111円46銭まで下落