19日午前の東京外為市場で、ドル・円は切り返し。米金利の低下でドル売り先行となったが、その後は日本株の強含みで円売りに振れた。

ドル・円は、米10年債利回りが2.214%まで低下したのに伴い、一時111円37銭まで下落。その後、米金利が下げ止まったほか、日経平均株価が20000円の大台を上抜けたことが好感され、リスク選好的なドル買い・円売りの流れに。ドルは正午にかけて朝方の高値を上抜け、111円60銭台に切り返した。ランチタイムの日経平均先物は250円超高の堅調地合いが続き、目先の日本株高継続を期待した円売りがドルを押し上げる見通し。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円37銭から111円60銭、ユーロ・円は133円23銭から133円52銭、ユーロ・ドルは1.1950ドルから1.1975ドルで推移した。

【要人発言】

・豪準備銀(議事要旨)
「豪ドル高は国内成長やインフレに重石」
「さらなる豪ドルの上昇は成長やインフレを鈍化させる」
「米ドルの下落によって豪ドルは上昇した」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は切り返し、日本株の強含みで