15日午前の東京市場でドル・円は110円台前半で推移。北朝鮮による弾道ミサイル発射を嫌ってリスク回避の円買いが観測されており、ドルの上値は重くなっている。ただし、110円以下には短期筋などのドル買い興味が残されており、ドル・円は110円前後で推移する可能性が高まっている。ここまでのドル・円は109円56銭から110円29銭で推移。

・ユーロ・円は、130円62銭から131円45銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1906ドルから1.1924ドルで推移

■今後のポイント
・110円以下には顧客筋、個人勢のドル買い興味残る
・1ドル=110円-113円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値49.80ドル 安値49.69ドル 直近値49.75ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は110円台前半で推移、やや下げ渋る展開