11日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円37銭から108円66銭までじり高になった。国連安保理での北朝鮮制裁決議の採決を控え、様子見ムードが広がるなか、欧州株高、米国10年債利回りの上昇を受けて、ドル買い・円売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.2030ドルから1.1991ドルまで下落し、ユーロ・円は130円24銭から130円49銭で推移した。

 ポンド・ドルは1.3182ドルから1.3222ドルまで上昇。英国議会でのEU法を国内法に置き換える「廃止法案」の協議をめぐる思惑から、ポンド買いが優勢になった。ドル・スイスフランは0.9485フランから0.9511フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は108円37銭から108円66銭までじり高