- 週間ランキング
ナスダック100先物 5959.75(-10.25) (22:10現在)
20:10時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは前日比50ドル安程度で推移。欧州市場は、小幅ではあるが、売り優勢の展開。原油先物相場は小幅に下落して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場はやや売り優勢の展開から始まろう。
7日の米株市場は、まちまちの展開だった。米上院がハリケーンの被災者支援と政府予算の延長および連邦債務上限の短期引き上げを組み合わせた法案を可決したことが好感された一方で、北朝鮮の地政学リスクへの警戒感が重しとなった。
まずは北朝鮮が9月9日の建国記念日や10月10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせ「大陸間弾道ミサイル(ICBM)を通常角度で発射する可能性がある」と伝えられるなか、北朝鮮情勢を見極めたいところであろう。もっとも、太陽の表面で起きた「太陽フレア」とよばれる爆発現象で生じたことから、ミサイル発射はないとの見方もされている。
とはいえ、懸念要因が払拭されるわけではなく、積極的な売買は引き続き手控えられそうだ。マーケットが落ち着きをみせているようであれば、押し目買いの動きも意識されそうだが、北朝鮮情勢が和らいだとしても、大型ハリケーンへの警戒もあり、積極的なポジションは取りづらいだろう。
<KK>