7日のマザーズ先物は、反落となった。前日比19pt安の1011pt(下落率1.84%)で取引を終えた。なお、高値は1040pt、安値は1010pt。本日のマザーズ先物は、前日比ほぼ同値でスタートした後は、一時上昇する場面もみられたが、引けにかけてじりじりと下げる展開となった。米国株高などの外部環境好転を受けて、225先物などの主力処と共にマザーズ先物もいったん自律反発の動きがみられた。しかし、週末に控える北朝鮮の9月9日の建国記念日を前に、地政学リスクへの警戒感が意識された。マザーズ先物は、前日の自律反発の域を脱せず、個人主体の資金の逃げ足は速かった。個別では、マザーズ時価総額上位のアカツキ<3932>、ミクシィ<2121>、GNI<2160>などが引けにかけて弱い動きとなり、投資家心理を悪化させる要因となった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、自律反発の域は脱せず