続落。売り先行で5日線を下回って始まると、その後は200日線を挟んでの攻防となった。いったんは調整一巡感が意識されやすいところではある。しかし、ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ内での値動きが続いているが、バンドが下降する中での推移のため、明確な底打ち感が見極めづらい。バンドに沿った調整によって売られ過ぎ感も出難い状況である。パラボリックのSAR値は19558円辺りまで下がってきており、陽転シグナルへのハードルは下がってきている。週足の一目均衡表は基準線レベルでの攻防となっており、遅行スパンは実線と交差してきている。踏ん張り処ではあるが、基準線を割り込んでくると、節目の19000円のほか、雲上限の18562円辺りが意識されてくる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル: 200日線到達も明確な底打ち感が見極めづらい