ユーロ・ドルは1.1930ドル付近でもみ合う展開。米ジャクソンホール会議でドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁からユーロ高へのけん制が聞かれなかったとして、ユーロ買いが強まったものの、足元は伸び悩んでいる。本日はロンドン市場がサマー・バンク・ホリデーで休場のため、本格的なユーロ買いは明日以降とみられているようだ。ただ、節目の1.2ドルに向け、オプション絡みの防戦売りなどが観測され、上値は重くなる見通し。ドル・円も109円20銭付近で推移し、小動きが続いている。

 ここまでのドル・円の取引レンジは109円13銭から109円26銭。ユーロ・円は130円16銭から130円40銭、ユーロ・ドルは1.1920ドルから1.1937ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ユーロ・ドルはもみ合い、明日以降は1.2ドルを意識も