22日のマザーズ先物は、反発となった。8pt高の1076pt(上昇率0.74%)で取引を終えた。高値は1079pt、安値は1061pt。出来高は1117枚。為替が1ドル109円30銭台と朝方より円安方向に振れると、相場全体の地合いは好転し、直近下げているマザーズ先物も自律反発動きが強まる場面がみられた。しかし、依然としてくすぶる北朝鮮情勢や米政権の混乱への警戒感のほか、市場では週末に開催される米金融・経済シンポジウムの内容を見極めたいとの声もあり、積極的に上値を追う動きは限られた。足元で積みあがっていた個人主体の短期資金の逃げ足は早く、引けにかけてポジション調整の動きが強まった。

個別では、マザーズ時価総額上位銘柄であるそーせい<4565>やGunosy<6047>などが売られ、相場の重しとなった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反発も、資金の逃げ足早い