22日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。日本株の切り返しを手掛かりとした国内実需筋の買戻しで、ドルは109円台前半まで戻した。ドル・円は、前日NY市場の弱含みの流れを受け継ぎ、東京市場では108円台で寄り付いた。その後、日経平均株価がプラス圏に反転したことで、国内実需筋によるドルの買戻しが強まり、ドルは一時109円29銭まで値を切り上げた。

ランチタイムの日経平均先物がプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続を見込んだドル買い・円売りが観測される。ただ、北朝鮮リスクへの警戒から、リスク回避的な円買いに振れやすい地合いに変わりはないとみる。

ここまでのドル・円の取引レンジは108円89銭から109円33銭、ユーロ・円は128円63銭から129円18銭、ユーロ・ドルは1.1804ドルから1.1824ドルで推移した。


【要人発言】
・朝鮮中央通信
「米韓軍事演習は緊張を高める」

・ライアン米下院議長
「トランプ米大統領がツイートを減らすよう望む」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、国内勢の買戻しで