以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2017年8月21日8時に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.101(前日比↑) :(前日2.085)
◆米10年債金利:2.197(前日比↓)
◆米2年債金利:1.314(前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.883(前日比↓)
◆日米10年金利差: 2.161 (前日比↓)
◆ドル円: 109.17円(前日比↓)
◆NY金:1,288.60(前日比↓)
◆シカゴ日経: 19,445円(前日比↓)

■今週の日経平均株価予想(8月21日~8月25日)
始値:19,450円(先週末比↓)
高値:19,550円(先週末比↑)
安値:19,300円(先週末比↓)
終値:19,400円(先週末比↓)

■今週の日経平均株価予想は、
18日のNY市場は米10年債金利とドル円が下落、18日のシカゴ日経225先物は19,445円(前日比35円安)で終えています。始値はシカゴ先物にさや寄せて19,450円辺りで、高値は19,550円と予想します。日経平均の38週終値移動線(19,480円)が抵抗線になり横方向に進むと、高値圏では上値が重いでしょう。安値は19,300円辺りまで下げると見ていますが、押目買いが入ることも期待されます。週間での終値は、下落幅を縮めて19,400円辺りまで戻して終わると想定します。また年初来のレンジ(18,200~20,200円)の半値19,200円辺りが、支持線として機能できるかがポイントになるとみています。その他、ドル円は3日移動線(109.44円)が抵抗線を形成していて、18日取引時間には108.60円まで下落した場面もあり、17年4月17日の108.13円が下値のターゲットになり、さらに下回る様だと自律反発がきびしい展開となりそうです。

(注)5日移動線の支持線とはロウソク足より下の位置推移(株価上昇)で、抵抗線とはロウソク足より上の位置推移(株価下落)の意味です。

■今週予想参考の注目指数は、
先々週末から先週末は、米10年債金利↓(2.247→2.197)に対して、NY金↑(1,284.19→1,288.60)と乖離幅が拡大していて、NY金は筋目の抵抗線(1,300.00)を、上回るかがポイントになりそうです。米10年債金利とNY金は、概ね逆相関的にリスク要因によって動きます。16年11月30日(金利は2.302、NY金は1,187.90)からトランプラリーのリスクオンの要因になり、金利上昇と株価上昇が進行し、金価格は上下していました。17年7月28日の金利(2.301)とNY金(1,259.42)から最近の動きを見ると、乖離幅が拡大しています。北朝鮮の情勢しだいでは、さらにリスクオフの要因となり、金利低下・株安・ドル安/円高の進行が、グレートローテーションの流れになるのか注意したいところです。

■独自総合指数とは
総合指数は、2015年1月から、米10年債金利、米2年債金利、日10年債金利・無担保コール金利、ドル円、NY金、CRB、ダウ先物、SP500先物、単純・加重利回り等のデータをリアルタイム収集しています。15年1月を1.00倍とし、各先行指数の倍率を計算(指数化)し、米10年債金利を基本値に、連動性・乖離性の組合せを数値化、その他のデータ等を足し合せて、計算した結果の数値です。約1.5年間かけ完成しました(現在もブラッシュアップ中)。この指数を基に、日経平均株価予想値を算値しています。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!