18日のNY金先物12月限は小幅反落(COMEX金12月限終値:1291.60 ↓0.80)。1289.10ドルから1306.90ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。バルセロナで発生したテロ事件による地政学リスクへの警戒感などから米国株は軟調推移となったが、極右思想で批判を集めていたバノン主席戦略官の更迭が発表され、トランプ政権への懸念がやや後退。米国株が下げ幅を縮小したことで、金は前日終値水準でのもみ合いとなった。取引時間中には、6月17日以来となる1300ドル台回復の場面がみられた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金:小幅反落で1291.60ドル、バノン氏更迭で政権への警戒感がやや後退