18日のマザーズ先物は、大幅反落となった。19pt安の1077pt(下落率1.73%)で取引を終えた。高値は1097pt、安値は1071pt。出来高は1957枚。寄付は全般弱いスタートとなったが、前場に225先物などの主力処が下げ止まりをみせたことから、マザーズ先物に一時的に関心が向かう場面があった。しかしその後は、引けにかけて大きく売り込まれる展開となった。米政権の混乱やバルセロナで発生したテロ事件により投資家心理が悪化し、相場全体が軟調地合いになったことを受けて、中小型株での積極的な値幅取りの商いは手掛け辛い環境へと変わった。また週末要因も重なり、直近3営業日続伸していたことから、引けにかけて利食い売り優勢となった。

個別では、マザーズ時価総額上位銘柄であるそーせい<4565>やサイバーS<3810>などが売り込まれ、相場の重しとなった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅反落、投資家心理悪化で利食い売り優勢に