北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感がいったん和らいだことで、前日に引き続き中小型株での商いも手掛けやすい地合いとなりそうだ。また、円相場は1ドル110円60銭辺りと前日比円安方向に振れての推移となり、直近で大きく下げた銘柄中心に押し目拾いのスタンスにも向かいやすいだろう。一方で、7月末よりマザーズ先物の建玉残高が個人主体で増加傾向にあるなか、売り仕掛け的な動きも一部でみられており、利食い売りのタイミングの早さには注意が必要である。本日のマザーズ先物の上値メドは1080pt、下値メドは1050ptとする。

個別では、マザーズ時価総額上位銘柄であるサイバーダイン<7779>が、介護ロボットHALについて新潟病院から委託研究開発を再委託したことが伝わっている。




<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:押し目拾いのスタンスにも向かいやすい地合いか