9日のマザーズ先物は反落、22pt安の1082pt(下落率1.99%)で取引を終えた。高値は1105pt、安値は1069pt。出来高は3102枚。本日のマザーズ先物は、前日比ほぼ同値でスタートした直後から大幅な下落をみせ、引けまで弱含んだ。円高進行や地政学リスクが再燃したことを受け日経平均が心理的な支持線として意識されていた75日線を割り込むなか、マザーズ先物においても短期的に売り仕掛け的な売買が多くみられた。

個別では、マザーズ時価総額上位銘柄のミクシィ<2121>が7%安となったほか、明日決算発表を控えるそーせい<4565>やGNI<2160>などが揃って売られた。ミクシィ<2121>は、17年4-6月期が前年水準を確保したものの、足元の株価下落による需給悪化への警戒感が強いことなどを背景に、決算発表をきっかけに手仕舞い売りがかさんだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、円高進行や地政学リスク再燃