続落。終値ベースでは4営業日ぶりに節目の2万円を下回っている。マドを空けての下げで2万円を下回ると、その後一時2万円を回復する場面もみられたが、ほぼ終日2万円を下回っての値動きだった。ボリンジャーバンドでは-1σを下回って始まり、その後は-2σとのレンジ内での推移となっている。バンドが収れんする中であるが、一時-2σを下回る場面もみられた。一目均衡表では転換線、基準線を下回ったが、雲上限が支持線として意識されている。遅行スパンは上方シグナルを継続させているが、実線が切り上がってくるため、明日の段階で2万円を上回ってこないと、目先は下方シグナル発生の可能性が高まる。週間形状では13週線を上回って推移しており、中期的にはこれまでのトレンドは変わらず。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:ボリバン-2σを下回る場面もみられ自律反発が試されるところ