20日のマザーズ先物は反落。2pt安の1157ptで取引を終えた。高値は1167pt、安値は1155pt。出来高は257枚。本日のマザーズ先物は、前日比ほぼ変わらずでスタートした。その後は日欧の金融政策イベントを控え、相場全体の地合いが方向感に乏しい展開となるなか、値動きの軽い中小型株の物色が強まるとの思惑からマザーズ先物が上昇する場面がみられた。しかし、日銀の金融政策決定会合で、2%の物価目標達成時期を従来の「2018年度ごろ」からの先送りを発表したことを受けて、後場に入り、225先物中心に主力処が優位な流れとなった。これを受けて、直近3日で上昇しているマザーズ先物は、引けにかけてやや利食い売りの動きが強まった。

個別では、マザーズ時価総額上位のサイバーS<3810>が7%超の下落となった。一方で、Gunosy<6047>やSOSEI<4565>などは前日に引き続きプラス圏での推移をみせ、投資家心理を下支えした。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、引けにかけて利食い売り強まる