19日午前の東京市場でドル・円は112円近辺で推移。共和党のマコネル上院院内総務は修正ヘルスケア法案の採決を断念し、オバマケア廃止法案の採決を先行させる意向だが、3名の共和党議員が反対しており、オバマケア廃止法案の可決も微妙な状況となっている。トランプ政権の不確実性に対する警戒感は高まっており、リスク選好的な円売り・米ドル買いはやや縮小している。ここまでのドル・円の取引レンジは111円88銭から112円11銭。
・ユーロ・円は、129円20銭から129円54銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1544ドルから1.1557ドルで推移

■今後のポイント
・111円台前半で顧客筋、個人勢のドル買い興味
・1ドル=113円-115円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値46.32ドル 安値46.14ドル 直近値46.20ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドルは112円近辺、トランプ政権の不確実性に対する警戒感高まる