NY原油先物8月限は反落(NYMEX原油8月限終値:45.13 ↓1.94)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比-1.94ドルの45.13ドルで取引を終えた。ロシアは石油輸出国機構(OPEC)主導の減産について、削減幅の拡大には反対する方針との見方が伝わったことが要因。米国のシェールオイル探査会社の石油リグ(掘削装置)
の稼働数がさらに減少するとの見方はあるものの、OPEC非加盟国などの産油国がさらなる減産に応じない場合、減産順守率のさらなる上昇は期待できないとみられている。需給改善を見込んだ短期筋などのポジション調整的な買いは一巡した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反落で45.13ドル、ロシアはさらなる減産には反対との見方