シカゴ先物にさや寄せする格好から買いが先行し、その後は次第にこう着感が強まりそうである。NYダウの上昇や円安の流れが材料視されるが、4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場となるため、海外勢のフローは限られる。商いが膨らみづらいなか、リバランス中心の取引になりそうである。

一方で、個人主体の中小型株物色は引き続き活発である。物色意欲は依然として旺盛であり、足元でスピード調整を見せていたゲーム株の一角には切り返す動きがみられていた。物色対象は絞られる可能性はあるが、流動性があり、動きの強い銘柄へは短期資金が集中しやすい需給状況が続こう。個別では強気格付けが観測されているところで、パンチ<6165>、クボタ<6326>に注目。一方で、東邦チタニウム<5727>、三洋化<4471>、夢の街<2484>に格下げが観測されている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:買い先行し、次第にこう着感強まるか、中小型株物色は引き続き活発に