以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「PIPE-gii」氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年7月3日8時に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.124(前日比↑) :(前日2.106)
◆米10年債金利:2.304(前日比↑)
◆米2年債金利:1.386(前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.918(前日比↑)
◆日米10年金利差: 2.223 (前日比↑)
◆トル円: 112.27円(前日比↑)
◆NY金:1,243.16(前日比↓)
◆シカゴ日経: 20,080円(前日比↑)

■今週の日経平均株価予想(7月3日~7月7日)
初値:20,100円(先週末比↑)
高値:20,300円(先週末比↑)
安値:19,900円(先週末比↓)
終値:20,100円(先週末比↓)


■今週の日経平均株価予想
30日のシカゴ日経225先物は前日比90円高の20,065円で終えています。独自総合指数から予想した日経平均の初値は、シカゴ先物にさや寄せする格好で20,100円辺りで始まると予想。高値は今期最高値の20,316円水準の20,300円を予想しています。20,200円辺りでは利益確定売りで上値が重そう。安値は、19,900円辺りと予想していますが、割安感が下支え要因となるでしょう。週間での終値は、下げ幅を縮めて20,100円辺りまで戻して終わるとみています。今週は、日経平均の5日終値移動線(20,038円)が支持線になるか、抵抗線になるかがポイントで、5日終値移動線を挟んでの展開を予想します、経済指標とイベントが週末に集中していることから動きづらく、値幅が狭い展開を想定しています。

(注)5日移動線の支持線とは、ロウソク足より下の位置推移(上昇)ので、抵抗線とはロウソク足より上の位置推移(下落)の意味です。

■今週予想参考の注目指数(続編)
『閑散に売り無し』と言われますが、日経225先物は違います。日経225先物の出来高が、1ヶ月出来高平均線が、50,000枚を切ると概ねその後調整が入り、日経平均株価の下落幅は、1日で300円以上の調整になります。先週末30日の日経225先物の出来高は88,140枚で、1ヶ月出来高平均線は54,848枚(先々週末53,808枚)まで薄商いに成っていて、空売り材料を探しています。本年の3月25日の1ヶ月出来高平均線は52,426枚まで薄商いになり、3月25日から4月17日までの、日経平均株価(19,263~18,310円)は953円の調整が入りました、月曜日からの出来高数に注目しています。

■独自総合指数とは
総合指数は、2015年1月から、米10年債金利、米2年債金利、日10年債金利・無担保コール金利、ドル円、NY金、CRB、ダウ先物、SP500先物、単純・加重利回り等のデータをリアルタイム収集しています。15年1月を1.00倍とし、各先行指数の倍率を計算(平等化)し、米10年債金利を基本値に、連動性・乖離性の組合せを数値化、その他のデータ等を足し合せて、計算した結果の数値です。約1.5年間かけ完成しました(現在もブラッシュアップ中)。この指数を基に、日経平均株価予想値を算値しています。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!