27日のロンドン外為市場では、ドル・円は111円46銭まで下落した後、111円95銭まで上昇した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)の発言を受けたユーロ・ドルの上昇でドル売りが先行した後、ユーロ・円の上昇に連れて反発した。

 ユーロ・ドルは1.1187ドルから1.1275ドルまで上昇し、ユーロ・円は124円75銭から126円17銭まで上昇した。ドラギECB総裁の発言で「デフレ圧力はリフレに変わった」や「インフレ抑制の要因は一時的なもの」などに反応した。

 ポンド・ドルは1.2730ドルから1.2772ドルでもみ合い。ドル・スイスフランは0.9727フランから0.9652フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は111円46銭から111円95銭で推移